AWS Application Discovery Service の特徴

特徴

AWS Application Discovery Service は、サーバーとデータベースの両方の構成情報を収集します。サーバー情報には、ホスト名、IP アドレス、MAC アドレスのほか、CPU、ネットワーク、メモリ、ディスクなどの主要リソースのリソース割り当てと使用率の詳細に関する情報が含まれます。収集されたデータベース情報には、データベースエンジンの識別情報、バージョン、およびエディションが含まれます。収集された情報は、移行計画の一環として AWS リソースのサイジングに使用できます。

Application Discovery Service エージェントにより、各サーバーのインバウンドおよびアウトバウンドのネットワークアクティビティが記録されます。このデータは、サーバー間の依存関係を把握するために使用できます。

Application Discovery Service では、ホストの CPU、メモリ、ディスクの使用状況、ディスクやネットワークのパフォーマンス (レイテンシーやスループットなど) を測定することにより、アプリケーションとプロセスのパフォーマンス情報がキャプチャされます。この情報を使用して、AWS 移行後の比較に用いるパフォーマンスのベースラインを確立できます。

各サーバーの時系列システムパフォーマンス、実行中のプロセスの種類、およびサーバー間のネットワークの依存関係を分析するには、事前定義されたクエリを実行しながら、Amazon Athena を使用してあなたのオンプレミスでのサーバーから収集したデータを詳しく調べる。