AWS Application Migration Service (AWS MGN) は、AWS への移行のための主要な移行サービスとして推奨しています。AWS Application Migration Service は、ソースサーバーを物理、仮想、またはクラウドのインフラストラクチャから AWS でネイティブに実行するように自動的に変換することにより、AWS への移行を簡素化および迅速化します。アプリケーション、そのアーキテクチャ、または移行されたサーバーを変更することなく、同じ自動化されたプロセスを幅広いアプリケーションに使用できるようにすることで、移行をさらに簡素化し、コストを削減します。AWS Application Migration Service を使用して、カットオーバーの前に無停止のテストを実行できます。テスト後、AWS Application Migration Service を使用して、通常は数分で測定される短いカットオーバーウィンドウ中に、アプリケーションをクラウドにすばやく移行できます。また、AWS Application Migration Service を利用することで、移行したサーバー上のアプリケーションの最新化を自動化することができます。
AWS Application Migration Service の使用を開始するには、こちらをクリックするか、AWS マネジメントコンソールにサインインして、[Migration&Transfer](移行と転送) カテゴリの [AWS Application Migration Service] に移動します。コンソールに表示される手順に従って、AWS Application Migration Service をセットアップして操作するか、クイックスタートガイドを参照してください。
サービスの使用方法について詳しく知りたい場合、または AWS Application Migration Service を使用してお客様の移行を支援する場合は、AWS Application Migration Service (AWS MGN) – A Technical Introductionトレーニングをお勧めします。この無料のオンライントレーニングは、AWS トレーニングと認定によって提供され、AWS Application Migration Service の主要な概念、サービスアーキテクチャ、および実装アプローチをカバーしています。
AWS Application Migration Service を使用して、物理サーバー、VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、およびその他のクラウドプロバイダーから AWS にアプリケーションを移行できます。AWS Application Migration Service を使用して、AWS リージョン間または AWS アカウント間で Amazon EC2 インスタンスを移行したり、EC2-Classic から VPC に移行したりすることもできます。
AWS Application Migration Service を使用すると、サポートされているさまざまなオペレーティングシステム (OS) 向けの物理、仮想、およびクラウドのソースサーバーを AWS に移行できます。AWS Application Migration Service は、SAP、Oracle、Microsoft SQL Server などの一般的に使用されるアプリケーションをサポートします。
はい。AWS Application Migration Service が、VMware vCenter バージョン 6.7 および 7.0 から AWS へのエージェントレスレプリケーションをサポートしています。AWS MGN vCenter Client をvCenter 環境にインストールすることにより、vCenter ソース環境から AWS へのエージェントレススナップショットレプリケーションを実行できます。このオプションは、アプリケーションを AWS にリホストしたくても、会社のポリシーまたは技術的な制限のためにエージェントをインストールできないユーザーを対象としています。可能な場合、エージェントベースのレプリケーションオプションを使用することをお勧めします。これは、連続データレプリケーションを提供し、カットオーバーウィンドウを短くできるためです。
サポートプランに応じて AWS Application Migration Service の製品サポートを受けるには、AWS プレミアムサポートまでお問い合わせください。
AWS Application Migration Service の省略されたサービス名は AWS MGN です。「MGN」は「migration」(移行) という単語の略です。
AWS Application Migration Service は、AWS への移行のための主要な移行サービスとして推奨しています。 別の移行サービスを使用する必要があるユースケースについては、「AWS Application Migration Service を選ぶべき場合」のページで説明されています。
はい、AWS Migration Hub は AWS Application Migration Service と統合されており、AWS Application Migration Service を使用して移行するサーバーをモニタリングするために AWS Migration Hub コンソールを使用できます。AWS Application Migration Service で AWS Migration Hub を使用する方法の詳細をご覧ください。
はい、AWS Application Migration Service を使用して、ダウンタイムを最小限に抑えながら、インスタンスとデータベースを EC2-Classic から VPC に移行することができます。EC2-Classic の使用停止に向けた準備や、EC2-Classic から VPC への移行方法については、こちらをご覧ください。
AWS Application Migration Service は、次世代の CloudEndure Migration であり、CloudEndure Migration では利用できない主要な機能と運用上の利点を提供します。
技術比較表を見る »
AWS 中国リージョンでは、Application Migration Service は未対応です。
注: CloudEndure Migration は、ほとんどの AWS リージョンで利用できなくなりました。AWS 中国リージョン、AWS Outposts での利用は、2023 年 11 月 30 日まで継続される予定です。 詳細を確認する
移行したいソースサーバー 1 台につき、AWS Application Migration Service を 2,160 時間 (連続して使用した場合は 90 日) の無料期間で利用することができます。
無料期間は、ソースサーバーに AWS Replication Agent をインストールされた時点で始まり、アクティブなソースサーバーのレプリケーション中は継続します。
特定のサーバーの移行が無料期間内に完了しない場合、そのサーバーのレプリケーションを続行している間、1 時間ごとに課金されます。ほとんどのお客様は、割り当てられた無料期間内にサーバーの移行を完了しています。
無料期間中を含め、ソースサーバーが活発にレプリケーションを行っている間は、データレプリケーションを促進するために AWS Application Migration Service によってプロビジョニングされた AWS インフラストラクチャの料金が発生することにご留意ください。また、テストインスタンスやカットオーバーインスタンスの起動時にプロビジョニングされたコンピューティング (Amazon EC2) やストレージ (Amazon EBS) などのリソースについても、AWS の料金プランに応じた料金が発生します。
詳細については、AWS Application Migration Service の料金のページを参照してください。
レプリケートされたデータは、TLS 1.2 を使用して転送中に暗号化され、ソースサーバーから VPC に直接転送されます。また、データは、Amazon EBS 暗号化を使用して AWS で保存時に暗号化されます。
はい、AWS Application Migration Service を使用すると、VPN、AWS Direct Connect、VPC ピアリング、または別のプライベート接続などのプライベート接続オプションを使用してデータレプリケーションパスを制御できます。AWS Application Migration Service を使用したプライベート接続オプションの詳細をご覧ください。
AWS Application Migration Service を使用するときに責任共有モデルを適用する方法を理解するには、AWS Application Migration Service のセキュリティに関するドキュメントを参照してください。
最新情報については、AWS リージョン別サービスリストをご覧ください。