AWS コマンドラインインターフェイス

AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) は、AWS のサービスを管理するための統合ツールです。ダウンロードおよび設定用の単一のツールのみを使用して、コマンドラインから複数の AWS サービスを制御し、スクリプトを使用してこれらを自動化することができます。

仕組み

AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) は、コマンドラインシェル内でコマンドを使用して AWS サービスとやり取りすることを可能にするオープンソースツールです。AWS CLI では、最小限の設定を行うだけで、ブラウザベースの AWS マネジメントコンソールが提供するものと同等の機能を実装するコマンドの実行を、ターミナルプログラムのコマンドプロンプトから開始できます

AWS CLI の開始方法」は、AWS CLI のインストールと設定を順を追って説明します。その後、コマンドラインから AWS サービスの呼び出しを開始できます。

コマンドラインでは、詳細を学ぶためにさまざまなレベルのヘルプを直接利用できます。一般的なヘルプを利用する、

$ 'aws help'

サービスのオペレーションに関する詳細を学ぶ、

$ 'aws [AWS service] help'

特定のサービスオペレーションに関する詳細を学ぶことができます。

$ 'aws [AWS service] [operation] help'

特徴

AWS CLI v2 には、tab キーを使用して部分的に入力されたコマンドを補完したり、提案を表示したりすることを可能にするコマンド補完機能が含まれています。

AWS CLI でのコマンド補完の有効化

AWS CLI v2 は、「aws」コマンドを実行するときに、コマンド、パラメータ、リソース、ドキュメンテーションなどのプロンプトを表示できます。

AWS CLI で自動プロンプトを有効にする

「aws history list」コマンドと「aws history show」コマンドを使用することで、経時的に実行された AWS CLI コマンドの履歴を表示できます。

AWS CLI で履歴を有効にする

リソース