Amazon EBS Cold HDD ボリューム

ボリュームあたり最大 250 MB/秒のスループットを提供するコールドストレージのための極めて低コストの HDD ボリューム

概要

Cold HDD (sc1) ボリュームは、IOPS ではなくスループットの観点からパフォーマンスを定義する低コストの磁気ストレージを提供します。スループット最適化 HDD (st1) ボリュームよりもスループット制限が低い sc1 ボリュームは、大規模なシーケンシャルコールドデータワークロードに適しています。データへのアクセス頻度が低く、コストを節約したい場合、sc1 は低コストのブロックストレージを提供します。起動可能な sc1 ボリュームはサポートされていません。

データのイラスト

利点

Cold HDD (sc1) ボリュームは、AWS で最もコストの低いブロックストレージを提供します。これらは、バーストで TB あたり 80 MB/秒未満のスループット、またはボリュームあたり 250 MB/秒未満を必要とするものの、ベースラインのニーズのために通常必要なのは TB あたり 12 MB/秒未満のスループットである大きい (1 MB) ブロックサイズを特徴とするワークロードに最適です。
Cold HDD (sc1) ボリュームは、ハードディスクドライブ (HDD) を利用しており、Hadoop クラスター、Windows File Server、ログ処理、大規模なデータセットを使用するビッグデータワークロードなど、アクセス頻度が低く、データセットと I/O のサイズが大きいスループット集約型のワークロードに最適です。
Cold HDD ボリュームは、TB あたり 12 MB/秒のベースラインスループットを提供し、バースト中に TB あたり最大 80 MB/秒またはボリュームあたり最大 250 MB/秒を提供するため、これらのボリュームは、ベースラインのスループット要件が比較的低く、かつ、多くの IO を伴うワークロードに最適です。

製品の詳細

ボリュームタイプ

sc1

耐久性

99.8%~99.9% の耐久性 (0.1%~0.2% の年間故障率)

ユースケース

アクセス頻度の低いデータ用のスループット指向のストレージ

API 名

sc1

ボリュームサイズ

125 GiB~16 TiB

ボリュームあたりの最大 IOPS (1 MiB I/O)

250

ボリュームあたりの最大スループット

250

インスタンスあたりの最大スループット

7,500 MB/秒

Amazon EBS マルチアタッチ

サポート対象外

料金

0.015 USD/GB-月 (バージニア北部)