AWS Outposts サーバーに関するよくある質問

全般

Outposts サーバーは、以下の AWS リージョンでサポートされており、これらの AWS リージョンに Outposts を接続することができます。

米国東部 (バージニア北部) us-east-1
米国東部 (オハイオ) us-east-2
米国西部 (北カリフォルニア) us-west-1
米国西部 (オレゴン) us-west-2
カナダ (中部) ca-central-1
南米 (サンパウロ) sa-east-1
欧州 (フランクフルト) eu-central-1
欧州 (ストックホルム) eu-north-1
欧州 (アイルランド) eu-west-1
欧州 (ロンドン) eu-west-2
欧州 (パリ) eu-west-3
欧州 (ミラノ) eu-south-1
欧州 (スペイン) eu-south-2
中東 (バーレーン) me-south-1
アフリカ (ケープタウン) af-south-1
アジアパシフィック (シンガポール) ap-southeast-1
アジアパシフィック (シドニー) ap-southeast-2
アジアパシフィック (東京) ap-northeast-1
アジアパシフィック (ソウル) ap-northeast-2
アジアパシフィック (ムンバイ) ap-south-1

 

A: Outposts は、以下の国や地域に発送して設置することができます。

  • NA - 米国、カナダ、メキシコ
  • EMEA - すべての欧州諸国、英国 (UK)、スイス、ノルウェー、バーレーン、アラブ首長国連邦 (UAE)、イスラエル、南アフリカ、ジブラルタル、モロッコ、ナイジェリア、ケニア、オマーン、カザフスタン、セルビア、カタール、エジプト、アイスランド、トルコ、サウジアラビア王国*、セネガル、ヨルダン、クウエート
  • APAC - オーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ブルネイ、インド、バングラデシュ、ベトナム
  • SA - ブラジル、コロンビア、アルゼンチン、チリ、ペルー、エクアドル、トリニダードトバゴ、ウルグアイ
  • CA - プエルトリコ、コスタリカ、パナマ、グアテマラ

より多くの国や地域への対応が近日中に予定されています。

* サウジアラビア王国にデプロイするお客様は、追加の承認が必要になる場合があります。詳細については、AWS 販売担当者にお問い合わせください。

Outposts サーバーは、ローカル SSD NVMe ディスク上にあるブロックレベルのストレージである EC2 インスタンス ストレージをサポートします。インスタンスストレージの容量は、インスタンスのタイプにより異なります。インスタンスストレージは、インスタンスのライフサイクルに関連付けられています。EC2 インスタンスが終了すると消失します。これを防ぐための措置として終了保護を実装する方法について、詳しくは インスタンスの終了をご覧ください。

Outposts サーバーからのノイズは 66 ~ 78dB の範囲で、一般的な消費者向けの機器よりも大きくなります。Outposts のエンタープライズグレードのサーバーは、データセンターや、IT ルーム、クローゼット、電話会社サイトなど保護された IT 環境で適切に機能します。

AWS Outposts サーバーの受け取りのあと、オンサイト担当者またはサードパーティーの IT プロバイダが設置します。保守が必要な Outposts サーバーの場合、AWS が代替デバイスをお送りします。 

AWS のサービス

AWS Outposts サーバーには 2 つのフォームファクタ―があります。1U サーバーには、Arm ベースの AWS Graviton2 プロセッサを搭載した Amazon EC2 C6id コンピューティング最適化インスタンスが組み込まれており、2U サーバーには、さまざまなワークロードに対応するスケーラブルプロセッサである第3世代 Intel Xeon を搭載した Amazon EC2 C6id コンピューティング最適化インスタンスが組み込まれています。コンピューティングに用の Amazon EC2、ネットワーク用の Amazon VPC、コンテナ用の Amazon ECS などの AWS サービスをご利用いただけます。さらに、AWS IoT Greengrass を使用してエッジデバイスから収集されたデータをローカルで処理したり、Amazon SageMaker Edge Manager を使用してエッジデバイスで実行されている機械学習 (ML) モデルを操作したりできます。 

AWS Organizations と Resource Access Manager、CloudFormation と CodeDeploy、CloudWatch と CloudTrail などリージョン内ガバナンス サービスを利用して、Outposts サーバーのアプリケーションと容量を管理することもできます。Outposts サーバーの価格情報には、配信、インフラストラクチャサービスによる保守、およびソフトウェアのパッチとアップグレードが含まれています。

請求

各 AWS Outposts サーバーの請求は次のいずれか早い方から開始されます。1) Outposts サーバーのインストール後にコンピューティング機能が利用可能になったとき、または 2) Outposts サーバーがお客様に提供された後の 31 日目。

セキュリティとコンプライアンス

AWS では、保管時および転送時のデータを暗号化することを可能にするサービスと、その他のきめ細かいセキュリティ制御と監査メカニズムを提供しています。これに加えて、お客様のデータは物理的な Nitro Security Key にラップされています。デバイスを破壊することは、データを破壊することと同じです。責任分担モデルの一環として、お客様は、Outposts 周辺の物理的なセキュリティとアクセス制御、ならびに施設、ネットワーキング、および電力に関する環境要件を証明する責任を担います。Outpost ハードウェアを返却する前に、お客様のコンテンツがクリプトシュレディングされることを確実にするために Nitro Security Key が取り外されます。

AWS Outposts は、サービスのハードウェアコンポーネントを除き、FedRAMP から認可を受けました。お客様のサイトにある間、AWS Outposts の保護を物理的および環境的に制御することは、お客様の責任です。お客様と機関は、リスクに基づいて AWS Outposts を使用するか、タイプ認定を実施して AWS Outposts のハードウェアコンポーネントを確認して FedRAMP ワークロードを処理するかを決定できます。AWS のサードパーティー評価機関によって以前に実施された評価結果には、CapLinked を介してアクセスできます。

サポートとメンテナンス

Outposts サーバーが設置されて、AWS マネジメントコンソールに表示されると、AWS はパブリックリージョンの一部として Outposts をモニタリングし、ソフトウェアアップグレードとパッチ適用を自動的に実行します。

機器を物理的に交換する必要がある場合、AWS がお客様に通知し、適切なモジュールをお客様のもとにお届けします。 ハードウェアは Outposts サービス価格に含まれるため、追加料金はいただきません。