Amazon Pinpoint のよくある質問

開始方法

Amazon Pinpoint はセルフサービス方式のため、購入する前にお試しいただけます。営業と話したり、RFP に記入したり、コンサルタントやプロフェッショナルサービスを採用したりする必要はありません。ご自身の AWS アカウントを使用して Amazon Pinpoint コンソールにログインし、Amazon Pinpoint プロジェクトをセットアップするのは簡単です。Amazon Pinpoint のセットアップ方法については、開始方法のチュートリアルをご覧ください。 

ジャーニーはマルチステップキャンペーンを自動化します。ジャーニーの各アクティビティは、電子メールの送信などのアクション、時間ベースの待機、電子メールを開くか開かないかといった顧客のアクションに基づいてジャーニーセグメントを分割するか、ホールドアウトを強制するかのいずれかです。

これらのアクティビティの詳細については、Amazon Pinpoint ユーザーガイドのジャーニーを参照してください。

SMS

ジャーニーはマルチステップキャンペーンを自動化します。ジャーニーの各アクティビティは、電子メールの送信などのアクション、時間ベースの待機、電子メールを開くか開かないかといった顧客のアクションに基づいてジャーニーセグメントを分割するか、ホールドアウトを強制するかのいずれかです。

これらのアクティビティの詳細については、Amazon Pinpoint ユーザーガイドのジャーニーを参照してください。

それぞれのジャーニーの開始時間と終了時間を設定できます。ジャーニーは最大 18 か月間連続して実施できます。

新しい参加者をジャーニーに参加させる頻度を設定することもできます。ジャーニーの作成時に、そのジャーニーに参加させる顧客のセグメントを指定します。このセグメントが定期的 (1 時間ごと、1 日ごと、1 か月ごと、4 か月ごと、1 年ごと) に更新されるようにジャーニーを設定することも、まったく更新されないように設定することもできます。

ジャーニーでは、ビルトインのレビュープロセスによって致命的なエラーがチェックされ、推奨事項とベストプラクティスが提供されます。各ジャーニーを開始する前に、このレビュープロセスを完了する必要があります。

ジャーニーは、テスト参加者のグループに簡単に送信を行えるテスト機能も備えています。ジャーニーをテストすることにより、予想どおりに動作するか確認できます。

ジャーニーを実施中に問題が発生した場合は、いつでも停止できます。ジャーニーを停止させた場合、参加者に現在適用されているアクティビティは中止となり、次のアクティビティに進むことはありません。

マーケティングメッセージ

Amazon Pinpoint を使用することで、ターゲットを絞ったキャンペーンを簡単に実施し、E メール、SMS、プッシュ通知、アプリケーション内メッセージング、カスタマーチャネルといった異なるチャネルを通してアプリケーションのカスタマーコミュニケーションを高めることができます。 Amazon Pinpoint キャンペーンは、ターゲットにするユーザーや送信するメッセージを決定し、メッセージを配信する最適な時間をスケジュールし、キャンペーン開始後にキャンペーンの結果を追跡するのに役立ちます。

Amazon Pinpoint はスケールできるよう構築されており、毎日何十億件ものイベントを収集および処理し、ユーザーに数十億件ものターゲットメッセージを送信することができます。

マーケティング担当者は、コンソールでキャンペーン管理ツールを使用して、アプリケーション、ユーザーベース、デバイス全体でマルチチャネルのキャンペーンを作成、実行、管理できます。キャンペーンをスケジュールすることや、ユーザーの変更やアクションでトリガーすることができます。複数のチャネルにまたがるマルチステップキャンペーンを実行したいマーケティング担当者は、エンドツーエンドのエクスペリエンスを調整するためのジャーニーを設計できます。マーケティング担当者は、テンプレートのサポートを利用して、エンドユーザーのメッセージングをパーソナライズすることもできます。さらに、マーケティング担当者は、ユーザーの行動への影響を把握するために、メッセージングの効果性を Pinpoint 分析を使用して評価することもできます。

標準キャンペーンには、ターゲットセグメント (動的または静的)、メッセージ、メッセージの送信スケジュールが含まれます。また、以前に定義されたセグメントを再利用したり、キャンペーンの作成時に新しいセグメントを定義したりすることもできます。すべてのスケジュールされたキャンペーンについて、Amazon Pinpoint は、セグメントに関連付けられた基準に基づいて現在の対象者のサイズを再計算します。

A/B キャンペーンとは、1 つ以上の処理を持つキャンペーンです。各処理は、メッセージや送信スケジュールにおいて、互いに異なっています。各処理の応答率を比較して、お客様に与える影響はどちらの方が大きいかを判断できます。

Amazon Pinpoint のキャンペーン設定中、キャンペーンを送信するタイミングを選択できます。2 つの選択肢があります。特定の時刻にキャンペーンを送信するか、イベントの発生時に送信できます。時間ベースのキャンペーンは、すぐに、または今後の指定した時間に 1 回実行するようにスケジュールすることができます。複数の実行をスケジュールすることもできます (毎時、毎日、毎週または毎月)。定期的なキャンペーンを定義するには、開始日と終了日を選択し、各受信側のローカルタイムゾーンに基づいてメッセージを配信するかどうかを指定します。

また、Amazon Pinpoint を使用して、顧客がアプリ内で特定のアクションを実行するときに、テキストメッセージ、プッシュ通知、アプリケーション内メッセージング、電子メールなどのメッセージを送信するキャンペーンを作成できます。例えば、顧客がプロファイルを作成したときにウェルカムメールを送信します。Amazon Pinpoint コンソールか Amazon Pinpoint API を使用することでイベントベースのキャンペーンを作成できます。イベントベースのキャンペーンは、トランザクションベースのキャンペーンとターゲットベースのキャンペーンのいずれを実装する場合でも効果的です。顧客にメッセージを送信する時間を定義する代わりに、キャンペーンのトリガーに使用する特定のイベント、属性、メトリクス値を選択します。イベントベースのキャンペーンに関する詳細については、Amazon のブログ投稿をご覧ください。

Amazon Pinpoint のアーキテクチャはモジュール式です。企業は使用するサービスを選択し、既存のシステムやプロセスと統合できます。Amazon Pinpoint の主要なサービスには、エンゲージメント分析、通信チャネル、配信性能メトリクス、対象者の管理およびセグメンテーション、テンプレート管理、キャンペーン管理があります。

プラットフォームでは、S3 などの外部データソースから Amazon Pinpoint の分析データやセグメンテーションデータに拡張するためのデータ統合サービスもサポートされます。また、データエクスポートもサポートされ、Kinesis Event Streams 経由で外部マーケティングシステムにデータを供給できます。

Amazon Pinpoint コンソールの [一般設定] ページ、またはキャンペーン設定のページでは、キャンペーンでエンドポイントが受信できるメッセージの最大数を設定できます。この機能は、エンドポイントが特定のタイミングに受信できるメッセージの数に厳密な制限を設定する場合に便利です。例えば、すべての新規顧客に自動的に送信されるキャンペーンを作成する場合、制限を 1 に設定できます。この設定では、新規顧客がメッセージを 1 回だけ受信するようにします。

この機能は、エンドポイントに実際に配信されるメッセージの数ではなく、エンドポイントをターゲットとするメッセージの数に基づいていることに注意してください。顧客が新しいアカウントを作成したときに自動的にメッセージを送信するようにキャンペーンが設定されているにもかかわらず、何らかの理由でエンドポイントがメッセージを受信できない場合 (例えば、キャンペーンの待機時間設定がエンドポイントに適用される場合)、エンドポイントはターゲットされたものとしてカウントされます。この状況では、制限期間外になるまで、エンドポイントは、キャンペーンのその後の実行から削除されます。

それぞれのジャーニーの開始時間と終了時間を設定できます。ジャーニーは最大 18 か月間連続して実施できます。

新しい参加者をジャーニーに参加させる頻度を設定することもできます。ジャーニーの作成時に、そのジャーニーに参加させる顧客のセグメントを指定します。このセグメントが定期的 (1 時間ごと、1 日ごと、1 か月ごと、4 か月ごと、1 年ごと) に更新されるようにジャーニーを設定することも、まったく更新されないように設定することもできます。

ジャーニーでは、ビルトインのレビュープロセスによって致命的なエラーがチェックされ、推奨事項とベストプラクティスが提供されます。各ジャーニーを開始する前に、このレビュープロセスを完了する必要があります。

ジャーニーは、テスト参加者のグループに簡単に送信を行えるテスト機能も備えています。ジャーニーをテストすることにより、予想どおりに動作するか確認できます。

ジャーニーを実施中に問題が発生した場合は、いつでも停止できます。ジャーニーを停止させた場合、参加者に現在適用されているアクティビティは中止となり、次のアクティビティに進むことはありません。

デベロッパーのための Pinpoint

Amazon Pinpoint では、単一の API レイヤー、CLI サポート、クライアント側の SDK サポートが提供され、アプリケーションでユーザーの参加を促す通信チャネルを拡張できます。これらのチャネルには、電子メール、SMS テキストメッセージ、プッシュ通知、ボイスメッセージ、カスタムチャネルが含まれます。また、Amazon Pinpoint により、開発者は、アプリケーションでのユーザーの行動やユーザーエンゲージメントを追跡する分析システムを利用できます。このサービスを使用することで、開発者は各ユーザーが好む利用方法を把握し、エンドユーザーへのサービスをパーソナライズして、開発者のアプリケーションの価値を向上させることができます。
また、Amazon Pinpoint は、デベロッパーがダイレクトメッセージングやトランザクションメッセージング、ターゲットを絞ったメッセージングやキャンペーンメッセージング、イベントベースのメッセージングなど複数のメッセージングのユースケースに対応するのにも役立ちます。

イベントベースのキャンペーンでは、購入や動画の視聴など、顧客がアプリケーション内で特定のアクションを実行すると、テキストメッセージ、プッシュ通知、アプリケーション内メッセージング、電子メールなどのメッセージを送信されます。例えば、顧客が新しいアカウントを作成したときや、カートにアイテムを追加しても購入していないときなどに、メッセージを送信するようにキャンペーンを設定することができます。Amazon Pinpoint コンソールか Amazon Pinpoint API を使用することでイベントベースのキャンペーンを作成できます。イベントベースのキャンペーンは、1 回限りのパスワードや注文確認など、トランザクションベースのキャンペーンと、マーケティングプロモーションなど、ターゲットベースのキャンペーンのいずれを実装する場合でも効果的です。顧客にメッセージを送信する時間を定義する代わりに、キャンペーンのトリガーに使用する特定のイベント、属性、メトリクス値を選択します。イベントベースのキャンペーンに関する詳細については、このブログ投稿をご覧ください。

イベントベースのキャンペーンを設定する最初の手順は新しいキャンペーンを作成することです。キャンペーン作成プロセスの手順 4 で、キャンペーンを送信するタイミングを選択します。特定の時刻にキャンペーンを送信するか、イベントの発生時に送信できます。"イベントの発生時" を選択し、キャンペーンをトリガーするイベント、属性、メトリクスを選択します。

独自に定義するイベントメトリクスのことです。この機能は、アプリケーションやゲームに固有のユーザーアクションを追跡するのに役立ちます。Amazon Pinpoint イベントグラフには、カスタムイベントが発生する頻度の概要が示されます。カスタムイベントは、属性およびそれらの関連値に基づいてフィルタリングすることができます。

名前 ("Item Bought" や "Button Pressed" など) を付けてカスタムイベントを作成します。属性 (質の測定用) およびメトリクス (量の測定用) を指定して、コンテキストを追加します。例えば、ビジネス目標がアプリケーション内からのアイテムの購入を追跡することである場合、カスタムイベントの名前を "Item Bought"、属性を "Item XYZ"、メトリクスを "Item Price" とすることができます。カスタムイベントレポートを使用すると、それぞれの属性またはメトリクスによって検索やフィルタリングができます。例えば、"Item XYZ" の購入頻度や "Item Price" が 1.99 USD であった頻度を検索できます。(セッションごとの) メトリクス値の加重平均を確認し、最小、最大、平均メトリクス値を追跡することもできます。ベストプラクティスとして、カスタムイベント名を全般的なものにして、属性を具体的なものにすることをお勧めします。

カスタムイベントは、アプリケーションを使用するときのユーザーのアクションを理解するのに役立ちます。たとえば、ゲーム開発者は、あるレベルがクリアされる頻度と、そのレベルの終了時点での各プレーヤーの状態を把握する必要がある場合があります。この場合、"level_complete" というカスタムイベントを作成して、属性を "add_level"、属性値を "health" とすることができます。あるレベルがクリアされるたびに、レベル名とプレーヤーの状態が入力された "level_complete" イベントを記録できます。イベントグラフを確認すると、あるレベルはプレーヤーが常に最高の状態でクリアしているため簡単すぎる、といったことが発見できる可能性があります。このデータを使用して、プレーヤーにより面白みを感じて参加してもらえるよう、そのレベルの難易度を調整して、保持率を向上させることができます。

また、カスタムイベントを利用し、アプリケーション内で顧客が特定のアクションを行ったときに送信されるイベントベースのキャンペーンを作成できます。例えば、顧客が新しいアカウントを作成したとき、一定の金額を使ったとき、カートにアイテムを追加しても購入していないときなどに、メッセージを送信するようにキャンペーンを設定することができます。

イベントベースのキャンペーンによって、適切なタイミングでパーソナライズされた関連性のあるメッセージを顧客に送信することができます。そして最終的にはブランドへの信頼が高まり、顧客の再来につながります。Amazon Pinpoint コンソールか Amazon Pinpoint API を使用することでイベントベースのキャンペーンを作成できます。

Amazon Pinpoint では、エンドポイントとユーザーが区別されます。エンドポイントは、ユーザーのモバイルデバイス、E メールアドレス、電話番号など、メッセージの送信先を表します。ユーザーは、一意のユーザー ID を持つ個人です。この ID は、最大 10 のエンドポイントに割り当てられます。

Amazon Pinpoint 分析グラフの一部はエンドポイントについて報告し、ユーザーについて報告するものもあります。個別のグラフの詳細については、Amazon Pinpoint ユーザーガイドの Amazon Pinpoint 分析のチャートリファレンスを参照してください。

アプリケーションを起動する (または最前面に移動する) とセッションが開始し、アプリケーションを終了する (または背面に移動する) とセッションが終了します。テキストメッセージなどの短い中断に対応するために、5 秒間までの非アクティブ状態は新しいセッションとしてカウントされません。Total daily sessions は、アプリケーションの毎日のセッション数を示します。Average sessions per daily active user は、毎日のユーザーあたりの平均セッション数を示します。

分析

標準キャンペーンの場合、送信されたメッセージ、配信されたメッセージ、配信率、開封率、およびキャンペーンセッションを時間帯ごとに追跡できます。

Amazon Pinpoint コンソールで分析データを表示できます。コンソールは各プロジェクトについて、詳細グラフとメトリックを提供し、顧客の人口統計、アプリケーションの使用状況、購入アクティビティ、キャンペーンの配信率とエンゲージメント率などの領域に関するインサイトを提供します。Amazon Pinpoint API を使用して、これらのメトリクスのサブセットにプログラムでアクセスすることもできます。

Amazon Pinpoint は、アプリケーションがどのように実行されているかに関するインサイトを与える、いくつかのタイプの標準分析を提供します。標準分析には、アクティブユーザー、ユーザーアクティビティと統計データ、セッション、ユーザー保持率、キャンペーンの有効性、トランザクションメッセージのメトリックが含まれます。これらのメトリックをコンソールの分析ツールと組み合わせて使用すると、特定のセグメント、カスタム属性などでフィルター処理することにより、詳細分析を実行できます。

日次保持率は、特定の日にアプリケーションを初めて使用したユーザーのうち、その後の 7 日間 (7 日保持率)、14 日間 (14 日保持率)、30 日間 (30 日保持率) にアプリケーションを再度使用したユーザーの数を測定して、算出します。

スティッキー係数は、特定の日にそのアプリケーションを使用した毎月のユーザー数を表します。

スティッキー係数は、1 日あたりのアクティブユーザー数 (DAU) を月間アクティブユーザー (MAU) で除算して算出されます。たとえば、あるアプリの DAU が 100,000 で MAU が 300,000 である場合、そのスティッキー係数は 0.33 です。スティッキー係数が高いことは、強力なエンゲージメント、アピール、収益化の機会を示している可能性があります。

デモグラフィックグラフには、アプリユーザーのデバイス属性に関する情報が示されます。また、お客様の定義したカスタム属性も参照できます。

Amazon Pinpoint は、分析データを 90 日間自動的に保存します。コンソールでデータを表示したり、Amazon Pinpoint API を使用してプログラムでデータのサブセットをクエリしたりできます。データを長期間保持するには、コンソールからデータをコンマ区切り値 (.csv) のファイルにエクスポートするか、イベントデータを Amazon Kinesis にストリーミングするように Amazon Pinpoint を設定します。Kinesis は、他の AWS サービスからのデータをリアルタイムで収集、処理、分析できる AWS サービスです。Amazon Pinpoint は、Kinesis Data Firehose にイベントデータを送信できます。Kinesis Data Firehose は、Amazon S3 や Amazon Redshift などの AWS データストアにデータをストリーミングします。Amazon Pinpoint は、分析アプリケーションで処理するために複数のデータストリームを取り込んで保存する Kinesis Data Streams にデータをストリーミングすることもできます。

10DLC

10DLC は、Amazon Pinpoint などのアプリケーションから個々の受信者にメッセージを送信するための新しい標準です。このタイプの送信は、Application-to-Person または A2P メッセージングと呼ばれています。10DLC 電話番号を使用して、高スループットで高レートのメッセージ配信により顧客にテキストメッセージを送信できます。

10DLC 番号を使用するには、通信事業者が、会社とユースケース (10DLC キャンペーンとも呼ばれます) に関連する情報を登録する必要があります。今後は、この登録プロセスを、Amazon Pinpoint コンソールから直接完了していただけます。会社と 10DLC キャンペーンが承認されると、電話番号を購入してキャンペーンに関連付けることができます。

2021 年 6 月 1 日以降、未登録の米国のロングコードは音声チャネルでのみ使用できるようになります。未登録の米国のロングコードを使用して SMS メッセージを送信することはできません。

米国にいる受信者に SMS メッセージを送信するには、ショートコード、10DLC 電話番号、または通話料無料番号のいずれかを使用する必要があります。

何もしなければ、未登録のロングコードはアカウントに残ります。未登録のロングコードごとに、引き続き月額 1 USD をお支払いいただきます。ただし、未登録の米国のロングコードを使用してテキストメッセージを送信することはできません。

未登録のロングコードを使用して顧客に音声メッセージを送信する場合は、保持できます。未登録のロングコードを引き続き使用してテキストメッセージを送信する場合は、未登録のロングコードを 10DLC 電話番号に変換することもできます。

未登録のロングコードを保持したくない場合は、Amazon Pinpoint コンソールで削除することができます。

2021 年 6 月 1 日より前に 10DLC 変換プロセスを完了した場合、ダウンタイムは発生しません。この日付以降に変換プロセスを開始すると、数日間のダウンタイムが発生する可能性があります。

10DLC キャンペーンは、Amazon Pinpoint キャンペーンとは完全に独立しており、無関係であることに注意してください。

10DLC キャンペーンは、ユースケースの説明です。10DLC キャンペーンの登録プロセスでは、ユースケースを説明し、使用する予定のメッセージテンプレートを提供する必要があります。詳細については、Amazon Pinpoint ユーザーガイド10DLC キャンペーンの登録を参照してください。

はい。アカウントに米国の電話番号が 1 つしかない場合 (10DLC 番号、ショートコード、通話料無料番号など)、米国の受信者に送信するすべてのメッセージはその番号を介して送信されます。

Amazon Pinpoint アカウントに複数の番号がある場合は、Amazon Pinpoint API の呼び出しで発信番号を指定することができます。発信元の番号を指定しない場合、Amazon Pinpoint はメッセージの送信に使用するのに最適な番号を探します。アカウントにショートコードがある場合、Amazon Pinpoint はその番号を使用して送信します。ショートコードがない場合は、10DLC 電話番号を探し、その番号を使用して送信を試みます。10DLC 電話番号がない場合は、通話料無料番号を探し、その番号を使用して送信を試みます。

複数の電話番号を 10DLC キャンペーンに関連付けることができます。ただし、1 つの電話番号を複数の 10DLC キャンペーンに関連付けることはできません。同じキャンペーンに複数の電話番号を使用しても、スループットの点でさらなるメリットはありません。

新しい電話番号を 10DLC キャンペーンに関連付けるには、最大 14 営業日かかります。関連付けプロセスが完了すると、ステータスは「準備完了」に変わります。

いいえ。現在、Amazon Pinpoint コンソールからのみ電話番号を購入できます。

10DLC の会社とキャンペーンの登録プロセスは AWS アカウントに接続されており、特定の AWS リージョンには関連付けられません。特定の AWS リージョンに固有の複数の 10DLC 番号を持つことはできます。これらの電話番号はすべて、同じ 10DLC キャンペーンに関連付けることができます。

いいえ。現在、電話番号の購入時に市外局番を指定するオプションは提供されていません。

いいえ。10DLC は、米国の電話番号を持つ米国の受信者に送信されるメッセージにのみ適用される概念です。

はい。10DLC キャンペーンで使用する電話番号を購入するときに、その番号を使用して SMS メッセージ、音声メッセージ、またはその両方を送信するかどうかを指定できます。番号を購入するときに音声機能を有効にしていれば、その番号を使用して音声メッセージを送信できます。

サンプルメッセージの変数にプレースホルダーを使用して、変数の内容を示すことができます。例えば、以下のサンプルメッセージの場合:「こんにちはジョン、あなたの OTP は 1234 です」を「こんにちは {#var}、あなたの OTP は {#var} です」と書くことができます。

Amazon Pinpoint の分析ダッシュボードは、現在のプロジェクトの全体的なメトリクスを提供します。ただし、特定の 10DLC キャンペーンのメトリクスは提供していません。イベントストリーミングを有効にして、メッセージの配信と応答のメトリクスをキャプチャすることができます。

AWS アカウント間で 10DLC 登録を移行することは可能ですが、転送プロセスが完了するまでに数週間かかる場合があります。このため、プライマリ本番アカウントで 10DLC 登録プロセスを完了することをお勧めします。その後、クロスアカウントアクセスを使用して、10DLC 電話番号をテストアカウントや開発アカウントなどの他の AWS アカウントと共有できます。

いいえ。この状況では、Amazon Pinpoint コンソールから再度登録する必要があります。

10DLC 会社とキャンペーンの登録は AWS アカウント全体に適用されますが、個々の電話番号は各 AWS リージョンに固有です。10DLC の会社とキャンペーンを 1 つのリージョンに登録してから、クロスアカウントアクセスを使用してリージョン間で電話番号を共有できます。

デフォルトでは、Amazon Pinpoint は、送信できる SMS メッセージの数を 1 秒あたり 20 に制限しています。このアカウントレベルの制限を超えると、スロットルエラーが発生します。ただし、この制限の引き上げをリクエストすることはできます。

10DLC を使用すると、携帯電話会社は、会社およびキャンペーンの登録プロセス中に各送信者の信頼スコアを計算します。この信頼スコアは、各キャリアがあなたから受け入れるメッセージの数を決定します。特定の携帯通信会社のキャンペーンの制限を超えると、その携帯通信会社はメッセージの拒否を開始します。こうしたイベントを追跡するために、イベントストリーミングを有効にすることを強くお勧めします。

はい。10DLC 電話番号は、双方向メッセージングをサポートしています。

10DLC 会社とキャンペーンの登録は、キャンペーンレジストリと呼ばれるサードパーティの組織を通じて管理されます。現在、キャンペーンレジストリでは、送信アプリケーション (Amazon Pinpoint など) ごとに 1 回だけ会社を登録できます。ただし、クロスアカウントアクセスを使用して、複数の AWS アカウントが同じ 10DLC 電話番号を使用して SMS メッセージを送信できるようにすることができます。

携帯電話会社は、送信者が bit.ly や TinyURL などのサービスを使用して短縮されたリンクを使用することを許可していません。メッセージにリンクを含める場合は、URL の完全なドメインを使用することをお勧めします。あるいは、専用ドメインを使用できる商用 URL 短縮サービスがあります。AWS のサービスを使用して、URL 短縮サービスを構築することもできます。カスタム URL 短縮ドメインを使用する場合、ドメイン名は明らかにブランドに関連している必要があります。10DLC キャンペーンの登録プロセス中に、メッセージテンプレートを提供するときに、短縮 URL の例を提供する必要があります。

はい。現在、Amazon SNS コンソールには、10DLC の会社とキャンペーンを登録する方法が含まれていません。ただし、Amazon Pinpoint コンソールで設定した 10DLC 電話番号を使用して、Amazon SNS でメッセージを送信することができます。

AWS の他のサービス

Amazon SNS と Amazon SES の一般的なユースケースでは、それぞれのメッセージの対象者、コンテンツ、配信スケジュールを管理するためにアプリケーションをセットアップする必要があります。Amazon Pinpoint を使用すると、メッセージテンプレート、配信スケジュール、対象を絞ったセグメント、全面的なキャンペーンを作成できます。

Amazon Pinpoint Voice を使用すると、電話でボイスメッセージを配信してお客様と交流することができます。Pinpoint Voice は、ワンタイムパスワード、予約リマインダー、注文確認などのトランザクションメッセージをお客様に提供する方法に優れています。Pinpoint Voice を使用すると、テキストスクリプトを現実的なスピーチに変換してから、パーソナライズされた音声メッセージをお客様に配信することができます。完了した通話数や失敗した通話数などのコールメトリックは、今後の音声通話を最適化するのに役立ちます。利用可能な Poinpoint Voice と SMS の両方のチャネルを使えば、SMS メッセージを受信できない人や、テキストを好み、音声メッセージを届けることができるお客様に SMS メッセージを送ることができます。音声チャネルを追加することで、Amazon Pinpoint を使用して、プッシュ通知、電子メール、SMS、音声通話を通じて、タイムリーかつ関連性の高いコンテンツとお客様をシームレスに連携させることができます。

Amazon Connect は使いやすいオムニチャネルのクラウドコンタクトセンターであり、企業が優れた顧客サービスを低コストで提供するのに役立ちます。10 年以上前、Amazon の小売業には、顧客に個人的かつダイナミックで自然な体験を提供できるコンタクトセンターが必要でした。私たちのニーズを満たすものが見つからなかったため、構築しました。現在、これをすべてのビジネスで利用できるようにしており、1 万から数万のエージェントを抱える数千の企業が使用しています。詳細については、Amazon Connect をご覧ください。

データプライバシー

はい。Amazon Pinpoint はユーザー、エンドポイント、イベントの各種データを保存します。ユーザーがセグメントを作成したり、受信者にメッセージを送ったり、アプリケーションとキャンペーンのエンゲージメントデータを取得するために、このデータを保持する必要があります。

コンテンツの所有権は常にお客様にあります。お客様にご了承いただいた場合にのみお客様のコンテンツを使用いたします。

Amazon Pinpoint アカウントに保存されているデータを選択的に削除することも、AWS アカウント全体を閉鎖することもできます。 閉鎖後の期間が経過すると、AWS はお客様の AWS アカウントを完全に閉鎖し、お客様はそのアカウントを再び開くことはできなくなります。削除しなかったコンテンツは完全に削除され、停止しなかった AWS サービスは停止されます。詳細については、Amazon Pinpoint デベロッパーガイドまたはアカウントの閉鎖ページの Amazon Pinpoint からのデータの削除をご覧ください。

料金

米国の携帯通信事業者は、Application-to-Person (A2P) SMS が当該事業者のネットワーク経由で送信されるたびに料金を査定します。AWS の通信事業者の料金にはこれらの料金が含まれており、携帯通信事業者が料金を変更すると AWS の通信事業者の料金も変更される場合があります。

AWS からメッセージが送信されてダウンストリームのインフラストラクチャに到達した場合、配信が成功したかどうかにかかわらず、すべての配信に料金がかかります。

お問い合わせ

E メールの不正使用を報告するには、[email protected] 宛てに E メールで連絡してください。

問題を可能な限り迅速かつ効果的に処理できるように、元の E メールのヘッダーをすべて含めてください。一般的な E メールクライアントのいくつかについて E メールヘッダーを取得する手順については、MxToolbox.com ウェブサイトの [How to Get Email Headers] を参照してください。

AWS アカウントマネージャは、機能リクエストとフィードバックを適切なチームに直接送信できます。現在 AWS アカウントマネージャーをお持ちでない場合は、Amazon Pinpoint フォーラムでフィードバックを提供することもできます。

AWS サポートプランをお持ちの場合は、ウェブベースの AWS マネジメントコンソールから直接新しいサポートケースを作成できます。AWS サポートプランは、月額 29 USD からございます。AWS サポートプランの詳細については、https://aws.amazon.com/premiumsupport/ をご覧ください。

新しいテクニカルサポートケースを開くには、

  • コンソールの [Support](サポート) メニューで、[Support Center] (サポートセンター) を選択します。
  • [Create case] (ケースの作成) を選択します。
  • [ケースの作成] ページで、[Technical support] (テクニカルサポート) を選択します。
  • 発生している問題に関する情報を入力し、チケットを送信します。

AWS サポートプランをお持ちでない場合は、Amazon Pinpoint フォーラムで質問したり回答を得ることもできます。